USBメモリ等の取り外し可能なメディアに保存

取り外し可能なメディアって?

撮影した写真データを残したい場合、検討したいのは「取り外しが可能なメディア」を利用する方法です。「取り外し可能なメディア」はIT用語で「リムーバブルメディア」と言い、古くは「フロッピーディスク」や「ミニディスク」、「CD」などが該当します。現在、個人がデータを保存するために購入するとしたら「外付けハードディスク」や「USBメモリ」、あるいは「メモリーカード」などが候補にあがることでしょう。「リムーバブルメディア」はデバイスに接続してデータを保存した後、別のパソコンなどに再接続してデータの閲覧・編集、コピーなどできる他、多くの場合は片手に収まる場合のサイズなので、どこでも苦労せず持ち運べるというメリットがあります。

どうやって選べばいいの?

リムーバブルメディアを選ぶ場合は、まず、その媒体の種類から考えましょう。例えば、持ち運びをして複数のパソコンに接続したいのであれば、USBメモリがおすすめです。反対にスマホしかない環境、あるいはデジカメの場合はメモリーカードでないとうまく接続できないかもしれません。大容量のデータを保存したい場合は、外付けHDDが最も安定性が高いでしょう。また、それぞれのメディアは容量の上限が異なります。メモリーカードとUSBメモリはおおよそ2TBまでが上限、外付けHDDの場合は4TB以上のものもあるので、例えば保存したい写真データの数や、動画など容量が重たいデータが含まれるかなどを検討して選ぶとよいでしょう。なお、データが存在するデバイスにどのメディアが接続できるかはよく確認し、場合によっては「USB変換アダプタ」や「カードリーダー」のような変換機を購入する必要があります。